2011年08月09日

自ら立ち上がることの重要さ

突然ですが、世の中には3タイプの人間がいると言われて
います。

①傍観者・・・人がやっているのをただ見ているだけ。

②夢想家・・・理想の姿を描くだけ(自らは動かない)。

③実行家・・・理想の実現のために自ら行動する。


皆さんの周りでも、この3タイプの人がいるんじゃないか
と思います。

私は、仕事柄、地域のプロジェクトや会合に出席する機会
が多く、その中でこうした3タイプの人に遭遇します。

よく言われる地域活性化に関して、地域を元気にすること
には誰しも関心があるのですが、それが実現されることを
他人に期待する傾向が一般的だと思います。

いわゆる、市民レベルでは傍観者というのはある意味で
は仕方ないことだと思います。
能力のある方にうまくやってもらいという率直な気持ち
は何となく理解できます。

一方、普段から様々なことに関心があり、自ら積極的に
改善や解決策について意見を言う人がいます。

「(地元経済が落ち込んでいるのは)行政がちゃんとやら
ないからだ・・・」
「●●のようにやればうまくいくんだよ!」


あれやこれや適切な意見を述べてくれますし、会合を
活発にしてくれる役割を果たしてくれます。

でも、実際の活動となると必ずしも動いてくれるとは
限りません。
口は出すけど体は使わない」ようなタイプの人は、
意外といるんですよね。

こうなると、理想の実現のために自ら行動できる、
実行家の存在は大きい訳です。

これからの時代、組織やプロジェクトにおいてより
重要な役割を担うのは、まさに実行家のチャレンジ
です。
そして、そのチャレンジを支えていく周囲の環境
づくりが必要です。

結局、夢想家と実行家の絶妙なバランスが、成功を
生む大きな鍵になってくるんじゃないかと思います。

夢想家のアイデアをきちんと形にできる実行家が
車の両輪となって機能すれば、必ず成果が生まれる
ものと期待します。
  


Posted by 株式会社コミュニティブレインズ at 23:17Comments(0)ビジネス

2011年08月03日

安愚楽牧場の経営悪化から見えること

畜産業界にとって嫌なニュースが報じられました。

3万人の会員数をもつ「和牛オーナー」制度で知られる
安愚楽牧場が経営悪化に陥っているという話です。

同社には出資者らが説明や出資金の返還を求めて駆けつ
けているそうですが、経営建て直しは厳しい状況なんだと
思います。

報道では、負債総額は3月末期で約620億円・・・。
正直、そんなに負債があったのかと驚きました・・。

「和牛オーナー商法」という、農業・畜産業界にとって、
ある意味で先駆的なビジネスモデルを打ち出していた
ようにも思えますが、私は以前からかなり懐疑的に見て
いました。

そもそも、農業や畜産は天候や自然環境、多大なリスク
を抱えながら、飼料・原材料のコスト高などを前に厳しい
経営をされている現状があります。

それを金融商品にし、高利回りを謳って大きな配当が手に
入るように出資金を大量に募るビジネスモデルは、ある種の
神業です。

どうも、金融・経済関係の人からすれば、運用方法に
問題があったことで、ビジネスモデルとしては間違いは
ないと言う人もいるのかもしれません・・。

しかし、サブプライム問題で見えてきたように、食料
いう生命に関係するものを金融商品にすることに
私は違和感を覚えます。

むしろ、これからの農業・畜産は、生産者から消費者へ
地場の生産物を直接販売していく「地産地消」を活用
しながら、これまでの市場取引とうまくバランスを図り
ながらコミュニティと連携していく形が望まれていま
す。

世の中では、コミュニティ・ファンドに代表される市民出資
や市民金融のしくみが確立しつつあります。
単なる金融商品ではなく、市民からの個人融資ということ
ですから、安愚楽牧場のビジネスモデルとは全く異なると
言えます。

地域にいる消費者は、生活者でもあります。

そうした消費者が、地域貢献として投資して、共に自立
していく仕組みは、地域の農業や畜産にも取り入れられ
ていくと、もっと新しい動きが起こると思います。

農業・畜産だけでなく、地域活性化のしくみにも、もっと
コミュニティ・ファンドが有効に活用されることを期待
せずにはいられません。
  


Posted by 株式会社コミュニティブレインズ at 23:10Comments(0)ビジネス

2011年07月03日

3.11後は、欲求における価値観に変化

マーケティングを実践している人には当り前である概念に、
『マズローの法則』があります。

これは、心理学的に人間の欲求を分析したもので、欲求の
5段階説とも云われています。

人間の動機は階層的序列があるとして、マズローが提唱
したこの欲求の5段階説による概念ですが、改めてその
5つを見てみます。

①生理的欲求(生きる上での最低限の欲求=食欲・睡眠・性欲など)
②安全性欲求(住居・衣服・貯金など生活の安定、安全)
③社会的欲求(帰属する者への欲求=友情・協同・仲間など)
④自我の欲求(他人からの尊敬・評価される・昇進)
⑤自己実現欲求(自分の夢や生き方の追求・自立)

これまでは、①⇒②⇒③⇒④⇒⑤と進むごとに高次の欲求
になるとされてきました。

しかし、3.11の東日本大震災以降、私たちは大いなる
価値観の転換が起きていると思います。


まさに、震災で「②安全性欲求」への備えの意識や安全に
対する意識が確実に増大したのではないでしょうか。

そして、何より日本や世界中から支援の輪が広がる中、
特に被災地での「③社会的欲求」というものが強くなって
います。

コミュニティが欠如しているという都心部に住む人々にとっ
ても、改めて、家族や友人、仲間というつながり、絆を見直
す機会にもなりました。

もはや、マズローの法則に見られる高次の欲求も、未曾有
の大震災でその欲求価値は確実に一変しましたね。

このことは、ビジネスにおけるサービスにも大きな変化
をもたらす
と思われます。

例えば、高齢化が進んでひとり暮らしのお年寄りが増える
ことで、災害時の不安とケアという部分は大きな問題です。
これらを解消するための新しいサービス化と、地域社会の
支え(扶助)というネットワーク化が、新しい変化をもた
らすように感じます。

これからは、安全性欲求や社会的欲求をテーマに、これら
を満たすものづくりやサービスのニーズが高まると思い
ます。

この点をポイントにしたビジネスチャンスに期待したい
ですね。  


Posted by 株式会社コミュニティブレインズ at 23:57Comments(0)ビジネス

2010年05月03日

飲食店から見る景気

こんにちは。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。

この土日は、私は仕事がたまっているので、どこにも行かずに
作業してました。

起業してからは、ゴールデンウィークは休みという感覚がないですね・・。


さてさて、先週のことです。
新宿にある仕事先の事務所へ向かう際に、よく見かけていた
居酒屋の前を通ると、急に閉店しました・・・、と店主のコメントが・・。

以前、たまにランチを食べたこともある程度の居酒屋だったのですが。
今度は夜に行こうかなー、と思っていたのです。


この数カ月、会社近くや自宅近くでも同じように閉店する飲食店が
相次いでいます。

飲食店って、オープンして1年以上継続することって難しいもの
ですね~。都心の繁華街では、それは熾烈な競争でしょう。

2、3年でテナントが何回も入れ替わる建物も珍しくないようで。


とはいえ、最近、縁があって行ったお店で、やる気溢れる30代の
飲食店オーナーSさんとお話しできる機会がありました。

日本酒が好きで、こだわりの日本酒とおいしい焼き鳥を食べてほしい
ということで、お店を始めたそうです。


その店で印象的だったのは、店の雰囲気とスタッフの人柄の良さです。

南国リゾート風の店内で、炭火の地鶏焼き串を食べる新感覚に加えて、
スタッフはとってもフレンドリー。礼儀正しく、親しみのある話し方に、
ついつい長々と話しこんでしまいました!。

しかも、オーナーSさんの情熱がすごく熱く、食への想いとお客さんへの
サービスに対する想いが、伝わってきます。

どんなに美味しいお店でも、店のイメージと、スタッフの接客やサービス
のトータルな印象が、消費者の心を動かしますね~。


Sさんには、全国にいる私の取引のある農家や生産者を紹介できたら、と
いうお話をしたところ、ぜひ地方の隠れた商材を紹介してほしい、という
言葉をもらえました。

飲食店は、どこも地方の地域食材に対する関心が強いですね~。
私としても、生産者と飲食店での新しいつながりができれば嬉しいことです。


次回は、スタッフおすすめの、しめのラーメンを食べに行こうと。  


Posted by 株式会社コミュニティブレインズ at 17:18Comments(0)ビジネス